ひーママさん 020 [私の出産] | 第3回ぐるっとママ懸賞作文

「私の出産」~母から子へ伝えたい言葉~

第3回ぐるっとママ懸賞作文

ひーママさん 020 [私の出産]

繋がれたバトン。愛おしい愛おしいあなたへ。
愛おしい愛おしいあなた、パパとママは幸せだよ。  親孝行はもう十分だよ。


私たち夫婦は、4年の遠距離をした末に結婚をしました。お互い子供が好きで赤ちゃんを待ち望んでました。
でも、なかなか授かることができず私は病院へ通うことに。
色々なことを試したがそれも難しく
お薬の影響で体調が優れなくなりました。
原因も分からず、自分を責めました。
お互い話し合い、病院を替えることにした。
そこで分かったのは男性不妊症だったこと。
世の中、不妊症といったら誰もが女性というイメージが多い。主人は自分を責めた。
でもね、パパとママはあなたに会えるまですごく頑張ったよ。
一緒に運動したり、食事改善したり
喧嘩をしたり泣いたり、先が見えないことに不安になったりしたけど支え合ってきた。

顕微受精することになり、2つの受精卵ができた。細胞分裂からみてきた我が子たち、それはもう愛おしくて愛おしくて生まれてきたらどんなに愛おしくなっちゃうんだろうと夫婦で話しをしました。

一つ受精卵を使い私の身体に移植。
ソワソワしながら毎日を過ごし、
パパに内緒で判定を聞きに病院へ。
先生から妊娠してますね。と言われた。
その日は曇り空だったけど、
私の中では虹に見えた。
先生からは98%大丈夫と言われて
次の日パパに報告した。
2人で泣きながら喜んだ。
次は一緒に病院に行こう!って伝えた。
診察の日、赤ちゃんのお家がしっかり見えた。順調だねと。
また診察の日、先生がうーーんと言った。
赤ちゃんがうまく成長していないかもなと。
違う日に診察したが、やっぱりダメだった。
何もしなくても涙が出た。98%大丈夫って言ってたじゃん、、、、。悔しくて悔しくて、ただただ涙出すことしかできなかった。
お腹にいる赤ちゃんも、うまく外に出れなく手術をすることに、私は手術台の上で赤ちゃんと離れたくないと大泣きした。
退院して、身体を休めることに。
その間に、パパとママは子供ができたら小さいうちは遠くに出かけたり外食することは中々出来なくなるからと旅行に行ったり美味しいものを食べたり夫婦2人の時間を満喫したよ。

そして、最後の受精卵をまた移植することに挑戦した。
奇跡的に着床し妊娠をした。
でも不安は尽きなかった。
毎回の受診で神様にお願いをした。
お願いです。無事でいて下さい。
御守りを握りしめて。

すくすくと育ち8月の真夏の日
あなたは大きな産声をあげて産まれた。
出産は想像以上に大変だった、パパもまだ立ち会うことができない現状で
不安でいっぱいだった。

あー、産まれた。息してる。えらいよ。お利口さんだ。頑張ったね。もう親孝行は十分だよ。
会いたかったよ。ありがとうありがとう。パパとママのところに来てくれてありがとう。一生守っていくね。幸せにするね。大好きだよ。
言葉に言い表せないくらい宝物だよ。
あなたのお兄ちゃんかお姉ちゃんも見守ってくれてるからね。
私たちの治療に関わってくれた皆様に感謝をして。
愛おしい愛おしいあなたへ。
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